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採用情報エンジニアインタビュー

すべてのシステムはSAPに通ず
技術者の理想がここにある

  • S.H.
  • ERPソリューション事業部

SAPとの出会い

専門学校でJavaを学び、前職に当たる開発会社に入社。銀行の営業店のシステムを担当し、4年ほどプログラマーからSEまでステップアップしていきました。そんな最中、突然、SAPの部門に異動の辞令が来ました。当時、恥ずかしながらSAPのことをよく理解してなかった私は「これから何をすればいいんだ……?」と困惑したのを覚えています。

今思うと、SAP部門の新規配属者みんなで初学者研修から一から学べるチャンスをもらえたのは、幸運でした。SAPの独自言語ABAPも、Javaの知識の応用ですんなり書けるようになりました。むしろ課題は業務知識でした。特に会計に関しては簿記の知識すらなく、新たな学びばかりで世界が広がった実感がありました。

ライズマークス入社の経緯と
現在の仕事

業務ではビジネスワークフローから始まり、WDA の画面開発、BI(BW、BO)モジュール、そして、財務会計(FI)・管理会計(CO)モジュールまで、枝分かれした細部を経験しながら、全体像を把握していくうち、技術者としてSAPを自分の軸にしていこうという決意が固まりました。

そんな想いを押し進めていくべく、前職のSAP仲間数人とともに、SAPに特化した当社にジョイン。現在は、BI(BW、BO)モジュールを中心とした開発に従事しています。「Data is King」という言葉の通り、「情報」がもてはやされていますが、お客様にとって本当に意味がある情報を可視化していかなければ、宝の持ち腐れです。

実は、参入当初の案件では苦い経験があります。外部コンサルタントの設計そのままで実装してしまい、お客様の本当のニーズを叶えられなかったのです。もっと提案すればよかったという後悔のもと、現在は会計系をはじめとした全体連携を意識した一気通貫の情報の「見える化」を追求しています。

今後の目標

技術者ってどうしても「スクラッチでの新規開発」を上位に置きがちです。そのため、SAPに関わると、保守開発が多いため、「自分には合わないんじゃないか」と思うこともあるかもしれません。たしかに保守開発というと代わり映えのない日々で刺激が少なく、どんどん腕が鈍っていくような不安を覚えますよね、私もそうでした。

しかしその点、SAP は保守開発を通して、グローバルレベルの業務標準を肌で理解していけることが大きな違いだと思っています。これはあらゆるシステムに活きるものですし、ひとたび業務知識が身についてしまえば、最前線の開発案件のチャンスには事欠きません。私自身、情報系で培った強みをもとに、財務会計(FI)・管理会計(CO)モジュールへと横展開していくことを企んでいます。

メッセージ

ライズマークスが会社として、SAP一本に絞っていることに大きなメリットを感じています。第一に、評価基準が明確になるため、社員の頑張りが正当に評価され、給与として報われることです。実際、私も後輩も結婚してマイホームを買い、さらに貯金しつつもちょっと贅沢する余裕が生まれています。また、全員がSAPに携わっているわけで、ナレッジが共通化され、かつ、共有の意義が高いこと。だからこそそれぞれの得意分野を持ち寄って勉強会するなど、活発に貴重な知見が飛びかう、技術者にとっての理想的なカルチャーが育まれているのです。